LIGHT

キャンドル・ランタン

キャンドリア
UCO社製/ アメリカ製

キャンプの夜は静かなら静かな程いい。
焚き火のパチパチ音だけ前方から聞こえて背中側
はパチパチ音も暖かさも闇に吸い込まれて真空状
態、そんな具合の焚き火を指向している。

以前、男3人で出掛けた入笠山山頂付近での一泊。
夜になって火を焚いて火勢も落ち着いた夕食後の
背中に闇を感じ始める頃、キャンプ初心者の私が
意気揚々と持ち込んだランタンからはゴーォーゴ
ーォーと他の2人に恥ずかしいような轟音を立て
てイタい光を放っていた。ウルサいので結局消灯。
それ以来、音がするのかしないのかがキャンプ用
品選びの重要なポイントとなっている。

で、音無しの選択肢に上がったのがこのキャンド
リアというローソクランタン。
当然、無音。
使用するローソクは9時間と書いてあるけど風ふ
いたり、ローソクこぼしたりすると7時間くらいか。
夕方あたりのまだ行儀がいい時間帯はいいけど酔
いが進むに連れて雑でテキトーな扱いになってく
るからガラス製のホヤに蝋が飛び散って、朝にな
ってから確認するとヒドい事になっている事が多
い。こびりついた蝋はお湯で洗って元通りにして
補充用ローソクを補填。
この入れ替え用のローソクも虫除け剤入りやビー
ワックス製など選択肢も豊富。
自分は白い標準タイプのみを使用、蝋が飛び散っ
ても掃除が楽。

2002年ころ"GO TO WOODS"(森へ行こう)という
テーマで白い寝袋やテントを作った時にイワユル
別注というやつでUCOという会社にキャンドリア
(3本ローソク)を白塗りで注文したのが付き合い
のはじまり。以来、オレンジのアルマイト仕上げ
版や赤いストライプ入りなど何パターンか製作し
てもらった経緯がある。蓋のようなプレートにシ
ェラカップなど置いておけば寒い季節のキャンプ
にはお燗もついていい感じ、もちろんコーヒーも
さめない。
ガラスのホヤだけ大事にすればメカがない分ずー
っと使っていられる。ローソク支える皿のような
部品はローソク交換時に無くさないように注意。

ガスランタンのような力強い安心できる炎じゃな
いけど、ゆらゆらする3つの灯りをずっーと見て
こっちもゆらゆらしている、そんな音無し野外活
動の夜には大事な装備。 (小林)

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