SIERRA NEVADA, CALIFORNIA

03/16/'10

シェラネバダ・セコイア国立公園
ジャイアント・セコイア

どうやっても描けない小説のネタと、足りないお店
の商品を探しにサンフランシスコへ向かった。
『思い立ったが吉日』
と、まわりの人間を半ば強引に納得させて
単身シスコへ。
市内をいつものペースで回るけど、そう簡単には良い
ものに巡り会えない。
十日間という滞在期間で「これだ!」と思えるものに
出会える確率は結構少ない。と、思います。
それなりのコネとお金を使えば、強引に引き寄せる
ことは出来るけど今回の旅はそれまでのプロセスを
大事にしたい(小説のネタも含めて)と思って
いたので、よけいに気持ちが焦る。
「どうしようかな‥もう、こうなったらサーフ
ショップで板でも買って波乗りでもしちゃおうか
‥もしくはこのまま北へ走るか‥あとは
巨木コースか‥」
まえから気になっていた世界一の巨木セコイア杉は
一度見てみたいと思っていた樹のひとつ。
調べるとシスコからシェラネバダのセコイア国立公園
まで約350マイルほどだった。
そうです。射程内です。

翌日、日の登らないうちから出発して南東へ車を
走らす。
お昼過ぎにはVisaliaという町に到着。
そこから永遠に続くオレンジ畑を抜けて国立公園の
入り口へ。
20$払って園内へ。
これで七日間の滞在が許可されます。
キャンプ場やロッジなどの施設も充実していて夏は
最高だろうなぁ。
それにしても広い、後で気付いたんだけど園内は
ガソリンスタンドがなかったので、
ガソリンは満タンでお願いします。

標高が2000m近くになるとあたりはもう雪景色、
そしていきなり現れる巨木群。
「え!?これ?」
でかすぎるセコイア杉達に完全もっていかれて
口は開きっぱなし。
想像以上の存在感、そして本数。
その木々達はすべて焦げている。
(これは帰ってから知ったのだがこの巨木達は
何度となく山火事にあっている)
少し冷静になってきて地図を確認すると
まだ先みたい。

『GENERAL SHERMAN TREE』
の看板を発見して駐車場で車を停めてあとは
徒歩でズンズンと奥へと進む。
毎回この瞬間が不思議でたまらない。
この樹にかぎらず、もし自分が巨木に興味を
持たなければきっとこんな場所には来ていない。
でも、いま僕は期待に胸を膨らまして巨木へと
足を運んでいる。
それはもちろん僕が望んで向かっているからだけど、
もしかしたら僕が巨木に呼ばれいるんじゃないか?
と、思うことがある。
「樹は歩いて俺のところへは来てはくれないから
自分が出向くしかない。」
そんな話をまえに後輩に言ったら
「良二さん。それは完全にハマってますねぇ‥」
と、呆れていた。
でも僕は思う。
これは縁です。

『ドォォォォン!ズゥゥゥゥゥン!』
すごい。
あっかんです。
まいった。
せかいいち。
ほんとすごい。


樹種 セコイア杉
樹齢 2700年
樹高 83.8m
幹周り 31.3m

本間

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